投資失敗話
アメリカのサブプライムローン問題で、市場は低迷していましたね。
最近やっとこの問題に目処がつたみたいで、市場も活気を
取り戻しつつあります。
投資って、やっぱりコツコツやらないといけないんだな~って
いうのが私の実感。
一攫千金を狙うっていうのはやっぱりマインドとしても
よくないみたい。
そういうのを狙って成功した人って少ないでしょう。
大博打を打って、全財産をなくした、なんていう話の方が
多いのは確かでしょう。
私の友達の知人の話。
会社を定年退職して、ある程度まとまった資金があったそうです。
それまでギャンブルなどは大嫌いで、投資も怖いものだ、と
思っていたそうなんですね。
だから、資産を大きく増やす、なんてことは考えたこと
なかったそうですが、老後のことを考えて、初めて投資という
ものに目を向けたそうなんです。
自分では知識も経験もないから、大手の証券会社に運用して
もらおう、と思ったそうです。
それも、退職金全額、なんていうのは怖いから、先ずは
100万だけ、と言う感じで手堅く始めたそうです。
100万くらいだったら、半分に減ってしまっても、なんとか
持ちこたえられる、なんとか諦められる金額ですよね。
それで、最初の頃は調子が良かったそうなんです。
証券会社の人の言うとおりに売買を繰り返していて、
資産が数十%増えたそうです。
落とし穴は、ここにあるんですね。
うまくいっていることに気をよくして、100万、また100万と
投資金額を増やしていったそうです。
気がつくと2500万円の退職金全部投資につぎ込んで
いたとか。
そこから悲劇は始まったんですね。
市場の低迷などもあって、それまで増えていた資産が
一気に減り始めたそうです。
そうすると、それを取り返そうと、また無理な売買をする。
うまくいかなくて徐々に資産は減る、すると躍起になって
取り返そうとまた新たに買い玉を立てる。
信用枠なども使って、自分の資金以上の売買を
繰り返していたそうです。
結果は・・・2500万、全額失ったということです。
う~ん、怖いですねぇ。
真面目で堅実な人だというだけに、こういうことは
誰にでも起こりうることなんだという気がします。
他人事ではありません。
あとで冷静になって考えてみれば、資金が減り始めたときに
手仕舞いするべきだった、熱くならなければ良かったって
思うんですけどね。まさに後の祭り。
「見切り千両」って言いますよね。手仕舞いしてしまうのが
損失を拡大させないための一番良い方法。
でも、負けてるときって、ギャンブルでもそうかもしれないけど、
理性がきかなくなってしまうんですね。
私が株教室にいたときに師匠が言っていました。
「メンタル面の管理が一番大事。それができれば、
投資は半分成功したようなもの」と。
この人は、以前大損害を被って、それから必死に勉強して
投資で成功した人です。
一日に100万以上利益をだしているトレーダーです。
この言葉、最初はわからなかったんですけどね、
ことあるごとに言うんです。
もう、それは聞き飽きたよ~、実際的な投資のテクニックを
教えてよ、なんて思っていたんですね。
実はこれが一番大事なんだってことに、私も後で
気がつきました。
でも、これって、自分で経験しないとなかなか
身にならない言葉なんですよね。残念ながら。
人間て愚かだな、と思ったわけです。
でも、投資は怖いからやめましょう、
あるものを減らさないで、地味に暮らしましょう、という
考え方だけが正しいとも思いません。
もちろん、そう考える人を否定するわけではありませんし、
そういう考え方、私は嫌いではありません。
でも、人生を楽しみたい、それにはお金も必要、という
考えなら、できるだけ負けない投資法、例えばファンドに資金を
預ける、などの方法で資金を増やしていくのがいいのではないか、
というのが、最近の私の考えです。
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